形はなく三者三様で

ここ数日塾の宿題以外ろくに勉強もせずに本読んで、携帯で麻雀やって無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ!!に日々を過ごしてしまった。麻雀なんかもう人生終わってるのは兎も角、ふだん本を読むのが無駄だとは思わないけど、するべきことが他にあるのに、って考えると矢張り無駄なのだろうなあ。
そして呼んだ本2冊。どっちもラノベみたいなもんですあー

陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)

陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫)

伊坂幸太郎は、さらっと読めて面白い。読み終わったあともすっきりする。けど実にはならない、純粋にエンターテイメントだなあって読む度に思う。面白いし微妙な知識も増えるからいいんだけどね、憂ひがたまってるときに読むと、はぁ‥‥この時間、勉強すべきだったよなあ‥‥ってなる。わたしの気分の問題ですねごめんなさい。あと伊坂幸太郎の小説は4分の3くらい読めば確実に結末が読めるのが残念です。それからもうひとつ、これをミステリだとか主張する人どうにかしてください。ミステリじゃなくてファンタジーだと思います。

残虐記 (新潮文庫)

残虐記 (新潮文庫)

女性の文章が嫌いです。そう言ったらミステリ教の数学教師が「桐野夏生なら絶対平気だって! マジで!」って進めてくるから読んでみたんだけれど、やっぱなんかやだ。すごく読みにくい。話の筋とか、それを際立たせる技巧が上手いのはわかるんだけど、ところどころなんかおかしいな、ってところも少なくない。なんだか知的な女性、というか女であることと小説を書くこととかを切り離したいように見えて(多分わたしの誤解ですが)、そのためにセクシュアルなことを持ち込んでるようで厭です。柳美里とかもそんな感じがして嫌いです。寧ろ江國香織とかくらい頭の中がまっぴんくな小説のが嫌悪感は少ない。あと女性の書く児童文学は好きです。女性の話すセクシュアルなことが嫌いです。そんなことを思いました。あともしかしたら桐野夏生腐女子だったりして! と考えました。オララララオラ